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スジガツオのたたき 二種



この記事を入力している今、すっかり梅雨時の真っ只中です。
何かと買出しも雨で面倒な時だったりなので、私はお魚だけでなく重たい野菜も
楽天で毎週取り寄せることにしています。

毎回旬の新鮮な野菜や魚が届くおかげで、今どんな食材が体調を整えてくれるのかを教えてもらったり
取り寄せたお魚と野菜などを組み合わせて、旬のメニューが出来ないかと考え楽しんでいます。

今回野菜セットの中に有機栽培の山芋が入ってましたので、これと魚えーっセットに入ってたスジガツオで一品。

カツオと言えばたたき!が浮かびますが、色々な所で定番は検索出来ますから
ここではちょっと変えてみたいと思います。



08年6月27日に当方に届いた魚えーっセットです。(今回はパート2)

▲奥から手前にシマイサキ、ハネ(フッコ:鱸の若魚)、青鯵、シマがあるのがスジガツオ、
黒鯛、トビウオ、手前左のひっくり返ったのはコチ、小さいのはメコチ



下ろしました。皮はつけたままです。

小骨を避けて節に分けたところです。
ここまでのプロセスをお知りになりたい方は、ヨコワの捌き方でご確認頂けます。

(スジガツオは普通のお魚と同じように背骨の両側に血の固まりがあり、血合はなかったことだけ違っていました)

塩をなじませて、皮を炙ろうと思います。

手抜きの炙りっ!テフロンパン!

と言うてもコンロに火はついてません。くっつかない耐火性の容器代わりです。

小型のカツオで火の通りが良さそうですし、熱伝導率のよさげな容器なのでフツーに裏表炙ったらウエルダンになりそうですな・・。

今回は皮のみを炙ってすぐ氷水に入れることにしますです。

バーナーはホムセンのアウトドア用品売り場で2千円位でした。百均のカセットコンロ用ボンベをつけてます。

奥さん、裏も何気に火が通ってますぜ(笑)

氷水から取り出して拭き取りました。

次に付け合せを作っちゃいます。

細切りにした山芋(今回のは長芋っすね)200gにスーパーのオクラを1パック湯がいて刻んで足してみました。

下味にはだし汁と薄口醤油をテキトーに入れてます。下味なので薄く付けばオッケーとしました。 ・・さらに手を抜くなら納豆のタレとかタレとか(ry 

それと、麺つゆの素(3倍濃縮)小匙2と醤油大匙2を合わせて、盛り付けた時にかけるだし醤油を別に作っておきました。

カツオはフツーに平作りにしてお皿に盛って、上にこの山芋などを乗せてかつぶしもトッピングにしてみました。






▼カツオの皮の香ばしさ、身には脂もあり鮮度の良さを感じます。
対照的な食感のシャキシャキした山芋との対比も楽しめる一品になりました。
山芋は”山薬”(さんやく)と言われて漢方薬の一つにもなっているそうですね。
滋養強壮効果や”補気”(元気を補う効果)などがあるとか。これからの夏バテにも良さそうです。 18:44 2008/06/29



さらにバリエーシヨン・・になるかな?

▲中華風蒸し物の応用なのです。香ばしい胡麻油の風味です。


上記で作った、たたきを丸造りで盛り付けて上に塩茹でしたモヤシを手で軽く絞って乗せてみました。

切らしてしまったので青ネギを散らしてみましたが、本当は白ネギを白髪ネギに(芯は取り除き、平らな部分だけを細く切って
水に浸けて拭き取った物)して上にたっぷりと乗せたほうが美味しいと思います。
ご面倒でなければ、針生姜など乗せるとグーですわよ♪ξ(^∇^)ξ

タレ(浸けても、かけても)は本当は醤油、砂糖、魚の骨で取ったダシや酢など合わせて作れば本格的に出来そうですが
手を抜ける所は抜きたいので 上記山芋のたたきのタレ(麺つゆの素小匙2と醤油大匙2)な感じに酢を少し加えて作っちゃってます。

タレは食卓に用意しておきます。

頂く直前に大匙1〜2杯(テキトーです)程の胡麻油をおたまなどに入れて薄く煙が出るまで熱して
お刺身にかからないように中心のモヤシにジュッとかけました。
とってもいい香り!なのです。

めいめいにお刺身と中心の野菜を箸で取り、タレで頂きました。

胡麻油の入ったお刺身はいつも白身魚で作っていたのですが、スジガツオは鰆(サワラ)に近い風味がありこれも結構イケました。

9:10 2008/07/09